いろいろ公民館 喜劇舞台終わりました

COCO育で行ている喜劇。

今年は11名のこども達が、舞台に出ました。

実は、この日が初めての全員参加の通し稽古。そうなんです、リハ1回だけで、本番の舞台をやってしまう、ドキドキ舞台だったのです。

こども達は、大体の話の筋は分かっていますが、セリフはほとんどアドリブ。練習では見せないトリッキーな事をやってしまう自由度の高い舞台なのです。

だから、こども達はキラキラ輝いています。楽しくて楽しくてしょうがないですね。

大人は必死、必死。こども達の輝きを失わさないように、でもハチャメチャにならないように、だけど、型にはめないように。

この真剣さが、こどもに伝わるのかもしれません。どんどん楽しくなって、笑顔があちこちで溢れていました。

 

今回のトップスター「チューチュー」。彼は、練習では舞台に入ってこず、「やらない」と一点張り、参加しても配役とは違う役者を演じることも。とても心配しながら本番を迎える事になりました。

 

しかし、彼は本番に滅法強い。やらない等と言いつつも、実は話の全体を掴んでいたのです。ですから、やる気スイッチオンになった途端、彼を中心に話が面白くなっていくんです。しかも、台本にもないセリフ、動き、キレの良いボケやツッコミ。天性と言わんばかりの面白さです。観客にタイミングよく元気な声で「拍手ぅ~」と、観客をいじることで、観客も何のこと戸惑いながら拍手をする。始めは意味が分からず、パラパラとした拍手が、段々観客も彼から拍手の合図を待つようになってきて、「拍手ぅ~」のセリフで大爆笑の拍手。

そして、最後の大オチでは、練習では認めなかった婚約のOKを、ギャグ風に伝え、舞台のメンバーも驚き一瞬フリーズしてしまう大どんでん返し。

 

何から何まで、変化しまくりの40分の喜劇でした。

 

砂ちゃん、ゆうくん、ぐっちーさん、たくさんのフォローありがとうございました。

僕的には、最強最高な素敵な刺激たっぷりな舞台でした。

2019年08月30日