和太鼓を通して考える(鼓ノ葉)
和太鼓サークルの鼓ノ葉の演奏会に出席してきました。
実は、このサークルの代表の黒拍子の祝丸さんは、COCO育の立ち上げ時に、COCO育の活動で行っていた和太鼓の先生なのです。
そして、諸事情によりCOCO育のメニューから和太鼓は無くなってしまいましたが、先生のご尽力で子ども達の学びの場を他の形で続けて頂きました。それが「鼓ノ葉」というサークルなのです。
それから2年が経ち、演奏会を聴きにいかせてもらいました。
継続は力なりとよく言いますが、その事を体感させてもらえた演奏に衝撃を受けました。
僕らが知っているこども達の演奏の姿とは、別人の姿がそこにあったのです。
背筋を伸ばして前を見る事の出来なかった子、引っ込み思案で声を出すことも、前に立つ事も苦手だった子、両手を交互に使って、左手から打ち始める事が苦手だった子等々、当時もとても頑張っていたのですが、その課題を全てクリアし、自信に満ちあふれている姿に変わっていました。姿が変わると、音の厚みも変わっており、人数からは想像できない大きな響きのある味わいのある音が出せるようになっていました。
児童期だけの習い事ではなく、一生涯通して、何かの習い事に属する事の大切さを言われていますが、このような成長の可能性がずっと本人が実感できるという意味でも、続けていく事は本当に大切だと感じた時間でした。