NHKの取材を受けて感じる事

この度、縁あってNHK神戸放送局の取材を受ける事となりました。
テーマは多分「教福連携」だと思います。
ぐり’zでは、保育所等訪問支援という事業を通して、学校への訪問を行っております。
私たちが学校に入り、学校での場面における対象のおこさんについて一緒に考えたり、一緒に成長を喜んだり、一緒に悩んだり、そんなことをしています。

これが、教育と福祉の連携の一つの実践かもしれません。

過去、様々な形で入らせてもらいましたが、いつも快く受け入れてくれる園所、学校。これは受け入れ側の理解あってはじめて成り立つ支援です。

訪問先に行くといつも感じるのは、そこそこでのプロフェッショナルな姿。この業務を熟しながら、教室運営。隙間時間を利用して、会議があり、さらに我々の連携への時間を割いてもらう。大変という簡単な言葉だけでは片付けられませんが、ただただ頭が下がる想いで拝見させてもらっています。

学校と福祉が繋がる、昔はハードルが高く、お互いは別々な組織でした。そこの間を取り持つのは保護者で、保護者の頑張りが無ければ連携ができない、そんな時代でした。

しかし、制度が出来、トライアングルプロジェクトという大きな後押しもあったお陰で、認知度もあがり、こうやって入る事ができるようになりました。

デリケートな部分でもある中、取材協力をして頂いた、Z中学校の先生方、保護者の方々、そしてこども達、ありがとうございました。

今回の放送で、少しでも今以上に、こども達が地域で学びやすい、成長しやすい日常になることを願って、放送を期待しています。

2021年06月29日